失敗した販売戦略

ゲームゲーム機本体の需要は、かなり高まってきました。レアな機種になると、驚くほど高くなる場合もあります。3DOもそのひとつで、ソフトだけではなく、本体もかなりの金額で買取られていくようになりました。優れた性能を持っており、マルチに活用できるように設計されていたプレイヤーとしても価値が見出せるようになっていた機種です。カラオケ機としても機能するようになっていたのは、あまり知られていない機能でしょう。

ところが、商戦としては大きくつまずきます。3DOは、マルチなプレイヤーであり、ゲーム機として特化していないという販売戦略が裏目に出てしまったのも問題でしょう。さらに、本体の価格は驚くほど高く、現在のゲーム機も顔負けの価格帯でした。廉価版となった3DO REALIIですら約45000円だったのですから、当時売れるわけがありません。普及していた機種の倍以上の金額だったからです。

3DOは短命に終わりますが、ソフトは海外のゲームの日本語版が中心でした。つまり、日本の機種ではほとんど販売されていないレアなタイトルばかりです。実際に幅広いヒットになったものはありませんでしたが、それだけに現在ではレアなものになってきているともいえるでしょう。

レアな3DO

3DOは、現在のパナソニックが松下電器産業だった時代に販売されています。正確には3DO REALという名称で販売されていました。松下電器単独開発ではなく、アメリカのThe 3DO Companyが開発した機械をライセンス生産したものです。前評判が非常に高く、さまざまなゲーム制作会社が製作を名乗り出たことが、人気の高さを物語るでしょう。

実際にThe 3DO Companyは自社開発をしませんでした。ゲームを開発しておらず、ライセンス契約を結ぶことで、サードパーティーにソフトを作らせるスタイルを取っていたからです。本体に関視点も同様な珍しい会社であったといえるでしょう。ゲーム本体やソフトを売り上げると、ロイヤルティーを要求するという、当時ちょっと変わったシステムを持っていました。

査定3DOは、実際に性能の高さが売りであり、価格帯も高価だったのが大きなネックになり、販売数量は伸び悩みます。当時としてもあまりに高く、競争相手は存在していませんでした。実際に2年も寿命がなく、市場からも消え去ってしまったのです。ですが、ゲームの質は高く、レトロゲームとしても人気があります。ソフトが残っているのであれば、まとめて査定にかけてみると思わぬ金額になってくるでしょう。


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3DOのゲーム

ゲーム素晴らしい精度のグラフィックと音楽でゲームが作られていく中で、古き良き時代の作品も見なおされてくるようになりました。レトロゲームと呼ばれるものになりますが、ブームが再燃してきています。中古市場も活性化しており、買取りも盛んにおこなわれるようになりました。レトロゲームといっても、正確な決まりがあるわけではありません。2000年以前のものを呼ぶこともありますし、もっと古い時期を指していることもあります。実際には10年たったものは、レトロとして扱うというところもあるでしょう。現在では、下位互換が失われてきていることからも、1世代前の本体を必要とする場合には、レトロと呼んでしまうことさえあります。

レトロゲームは、本体の機能も古い時代です。高い性能を持っていませんので、流行している理由がわからない人もいるでしょう。ですが、性能が制限されていたからこそ、さまざまな工夫をして作られました。今でこそ有名なクリエイターも、この時代には現在とは違う苦労を重ね作り上げています。そんな一面を垣間見られるのですから、レトロゲームの人気は高まるばかりです。

さまざまな機種のゲームが高価買取されてきていますが、そのひとつが3DOです。知らない世代の人も出てきていますが、高い性能を持った本体でした。寿命自体は短かったものの、ゲームのできは良かったことからも、眠っているものがあれば、参考にしながら査定に出してみるといいでしょう。